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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2017年5月24日

【チュートリアル】Illustratorからafter effectsへの読み込み

illustratorからAfterEffects

こんばんは。前澤です。

今日はafter effectsのチュートリアル第一回です。

イラストレーターで書いたキャラクターやロゴをafter effectsでアニメートして映像にする。
というのはありがちなシチュエーションですが、
昔、僕はイラストレーターデータの読み込みが上手くできなくて非常に苦労しました。

というわけで今回はillustratorデータをafter effectsに読み込むいくつかの方法を紹介したいと思います。

始める前の注意点ですが、イラストレーターのアートボードサイズは、
必ず最終的な動画のサイズと合わせてください。
「HDTV1080」を使って作成することをお勧めします。
イラストレーター画面
イラストレーター上では分けたいオブジェクトごとにレイヤーを分けておいてください。
新しいレイヤーを作成して、移動したいオブジェクトをctrl+Xで切り取り。
ctrl+Bで同じ位置にペーストします。

では、after effects を起動しましょう。
図の赤枠部分で右クリック。新規コンポジションを作成します。
今回はコチラがメインのコンポジションになります。
アフタ―エフェクトの画面_1
同じ赤枠部分でWクリック。するとファイルを読み込むウィンドウが出現します。
※こちらの操作は赤枠部分で右クリック→読み込み→ファイルでも可能です。

ウィンドウの下部分にいろいろ書いてありますが、
気にするのは「読み込みの種類」だけで大丈夫です。
アフタ―エフェクト読み込み画面
①フッテージ
イラストレーターファイルをレイヤーに関係なく、一枚の絵として読み込みます。
フッテージ
②コンポジション-レイヤーサイズを維持
イラストレーターファイルをレイヤーごとに分割して読み込みます。
読み込んだオブジェクトの大きさは、イラストレーター上の図形と同じ大きさです。
レイヤーサイズ維持
③コンポジション
イラストレーターファイルをレイヤーごとに分割して読み込みます。
読み込んだオブジェクトの大きさは、イラストレーターのアートボードサイズと同じになります。
コンポジション

状況によって使い分けですが、基本的には②をお勧めします。
オブジェクトの中心が、イラストレーター上の図形の中心と重なるので、
スケールや回転といった操作がしやすくなっているからです。

②、③では新しいコンポジションとファイルが作成されて、それぞれにレイヤーごとに分かれた
illustratorファイルが格納されます。
illustratorコンポジションからコピーしてメインのコンポジションにペーストすることで、
位置をずらさずに、移動することが出来ます。

①のフッテージを選ぶとさらに追加でこのようなウィンドウが開きます。
フッテージ画面
読み込みの仕方を再度聞いてくれるのですが、
・フッテージ
・コンポジション
は先ほど説明しました。

フッテージでは、
・全体を一枚の絵として読み込む
・特定のレイヤーを読み込む
を選べます。

コンポジションを選ぶと真ん中の段は関係がなくなるため、
選択できなくなりますが、
最後の段を選べるようになります。
・レイヤーサイズ→②コンポジション-レイヤーサイズを維持
・ドキュメントサイズ→③コンポジション
と覚えておくといいです。

では、第一回はこちらで締めたいと思います。

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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