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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2017年8月3日

技法について語ります 第1弾“ワンシーンワンカット”

ワンシーンワンカット

お疲れ様です!
皆さんご存知、あの安部でございます。

今回は珍しく、“映像”ではなく、“映像技法”についての回にしようと思います。

『ワンシーンワンカット』
ってご存知でしょうか。これ、実は以前にも触れているんです。

満島ひかりさんが歌っているMVと一緒にこちらから振り返ってみて下さい。

さて、ワンシーンワンカット。
どういうことかというと、もうその名の通り。

映像を、一つのシーンで、一回もカットを入れずに創ることを言います。

日本で言えばこの作品、凄いなぁと思いました。
三谷幸喜さんが監督をした『大空港2013』

これは、WOWOWで放送されたテレビドラマですが、
撮影は実際に松本空港。会場前の2時間で撮りきるという奇行で
制作されています。

何よりも凄いのは、キャスト含め、全スタッフの連係プレー。
映像っていうのは、ただ撮れば良いってものでもないのです。

録音もしなければならない。
照明も当てなければならない。
お芝居もしなければならない。

全部が出来ての映像ですから。

で、1時間以上それを、ミスなく見切れなく撮らなければならないのが
ワンシーンワンカットでございます。

もう、凄いです。
録音さんなんか、ビックリな所に隠れて音を録っているんです。
1時間撮っても、一か所でもケーブルが見えてたらアウトです。
いやぁ、大変大変。

一年半ほど前に、2時間にも及ぶソレの映画が海外で発表されました。
ビックリ。是非ご覧になってみてください。

さて、そんな技術の結晶のような映像を見て、エンジンをかけたなら、
今日も頑張りましょうか。

せーの、えいえいお-。

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この記事を書いた人

安部 諒

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