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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2017年9月11日

CGクリエイターにおススメしたい映像制作参考書籍!

映像制作の関連書籍

おはようございます。前澤です。

映像クリエイターの皆さんは、現在の職業の第一歩はどんな風に踏み出されましたか?
映像の学校に通っていた、独学で技術を身に付けた、始まりは人それぞれだと思いますが、
いわゆる技術職である分、現在のスキルを身に付けるには多少なりとも勉強が必要です。
どの職業でも同じことですが、とくにCGという分野では、経験と同じくらい、
作例やチュートリアル、仕組みを見ることが大事だと僕は思っています。

そこで今回は、僕が今までに読んできた中で、これは…!と本気で思えた、
CG関連書籍をいくつかご紹介したいと思います。

1.3DCG関連書籍
僕は過去MAYAをメインツールとしていたので、MAYA関連が多めです…汗

■ MAYAキャラクターモデリング造形力矯正バイブル

CG_book_1
安心と信頼のボーンデジタルさんから出版された書籍。
人物の顔・手・身体等パーツごとに注目しながら、
モデリングで使う機能の復習&まとめを導入に、
ゆっくり、丁寧に人物キャラクターのモデリングを教えてくれます。
その手順の書き方がスゴイのです。初級から中級者が、
ん?と思うようなところをピンポイントで書いてくれる。
手順をバッサリカットして次に行くと言ことがほとんどないのです。
一通り操作方法を覚えた人にはぜひ購入してほしい一冊。

■ MAYAリギング、MAYAキャラクターアニメーション

CG_book_2
はたまたボーンデジタルさんの出版。
どちらも英語書籍を和訳したものです。
ここで2冊同時に出したのは、2冊で1つだなと思う節があったからです。
3DCGでアニメーションを組む時には、キャラクターに骨やコントローラーを入れるリギングと
そのコントローラーや骨を巧みに動かすアニメートにパートが分かれます。
どちらの要素が欠けても良いアニメーションはできなので、この2つは切っても切り離せないのです。
さて、キャラクターが完成し、初めてアニメーションを付けてみたいと思った時、
初心者はリギングの段階でまず間違いなく詰みます。
数学でいうところの、微分・積分みたいです笑
まず、MAYAキャラクターアニメーションの最初の章を読み、アニメートの基本を勉強します。
次に、MAYAリギングで実際にリギングを試してみましょう。
そして、そのリグを使ってMAYAキャラクターアニメーションのアニメートを試す、
というのがベストウェイだと思います。
ボーンデジタルさんから発売されていることあって、手順や論理の説明は非常に細かく丁寧。
3DCGのアニメーションを勉強するにはぴったりの本です。

2. ADOBE製品関連書籍

■ Photoshop レタッチの超時短レシピ
CG_book_3
Photoshopはインターネット上にチュートリアルがたくさん落ちているので、
基本書籍等は買わないのですが、この本はいいです。
タイトル通り、ものすごい短時間でかっこいいデザインを作ることができます。
中にはポスターや映画など街中でもよく見られるようなデザインも多くあり、
つい真似して作りたくなるような、面白さがあります。
このデザインをもとにCGの映像を作ってみるのも面白いかもしれません。

■ After Effects NEXT LEVEL

CG_book_4
After Effectsは基本、インターネット上のチュートリアルを見ながら覚えたものですが、
この本だけは必要な一冊だと思いました。
テーマはズバリ、「脱・初級」。
章の構成は、「カラコレ」「グレインノイズ」「キーイング」「CG素材のコンポジット」「Cinema4D Liteとの連携」など、
知りたかったけどなかなか調べるのに苦労した!というものばかり。
アフターエフェクトはアニメーション映像を制作するためのソフトと思われがちですが、
合成や最終仕上げ、いわゆるコンポジットのためのソフトでもあると、
再認識させられる書籍。
After Effectsの幅をより広げたいと思う人にはぜひ読んで欲しい一冊。

3.その他

■ 撮影・VFX/CG アナログ基礎講座Ⅰ・Ⅱ

CG_book_5
この本は切り口が少し特殊です。
CGのアーティストを目指す人が知っておかなくてはならない、
映像そのものへの知識や撮影技法をまとめた書籍なのです。
CGを主戦場としているとその分野は当然、デジタルに偏ってきます。
しかし、実写とCGを合成するような場面は非常に多くあります。
CGアーティストが同時に現場に出るということもしばしば。
そんな時、アナログ的な映像技法のことも知らないでは済まされないのです。
機材の名称や専門用語、光とは影とはといった本当にベースのベースから導入していき、
書籍2冊を通して、これは知らなかったと思えるような知識が多く詰まっています。
デジタルの世界で戦う以上、永遠のプレイヤーというのは難しいところもありますので、
こういう形で少しずつでもアナログ面の知識もつけていきたいですね。

いかがでしたでしょうか?
皆さんのこれらの書籍で充実した映像制作ライフをお送りください!

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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