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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2018年4月26日

ロケハンについて

ロケハン

お疲れ様です。
皆さんご存知、あの安部でございます。

今日は、皆さんも聞いたことがあるであろう『ロケ』
その下見の事である『ロケハン』についてご説明します。

まずは前提から。
・脚本や構成がある程度決定稿に近い状態であること。
 または大筋に変更が起きない状態であること。
が前提としてあります。

たまに、この前提を覆してロケハンに臨む方もいらっしゃいます。
現場候補を見て、イメージを膨らませ、物語に反映させたい。
そういう考えの持ち主です。一つの手段ではあると思います。
しかし、例えば納期が決まっていたりすると、ロケハンやキャスティングなどもスケジューリングされていたりするので、
イコール、脚本の完成が遅れている!なんて考えると、結構アブナい状況であると気付くかもですね。

さてさて。ある程度、脚本が決まったなら、
①どこのシーン に
②どんな場所 が必要かを考えなければなりません。

路上? お店? 家? 施設?
いろいろあります。なので、そこから考え、リストにします。

その次、演出の人とすり合わせましょう。もしくは脚本から読み取りましょう。
どんなイメージですか?って。
一口に路上といっても沢山あります。
広めなのか、狭めなのか。商業地域なのか、住宅街なのか。

そして、レッツリサーチ!
最近は便利なものが沢山あります。
Google Mapのストリートビューからピックアップするもよし、
実際に歩いて探すもよし。

①路上 の場合…。
路上での撮影においては別の場所の撮影と違い、
室内にあって、野外にない必須なものがあるんです。

それは電源。
照明が必要で、電源を必要とする場合は、
電源を使える場所を確保する必要があるので、確認しておきましょう。

キャストの着替えが発生する場合は着替えの場所。
近くにコンビニがあると色々便利です。
飲み物、食べ物、最悪は着替え場所もこちらで済ませることができるんです。

野外の時は是非チェックしておきましょう。

あとは、そもそも、その道路を撮影に使ってもいいのかを確認しましょうね。これ一番大事です。
確認先は様々ですが、まずは警察に聞いてみるのがいいです。
『道路使用許可』を取得しないと、撮影をしてはいけません。
それ以外のところの場合は、警察に警察以外の誰に聞けばいいのかを確認しておきましょう。

②お店 の場合…
撮影で交渉事が必要なのはどこでも多分一緒なんですが、
ここが一番苦労するはずです。
お店の場合は利益を上げなければなりませんから、撮影時間で客が入らない分の売り上げを、
担保しなければならない可能性があります。

よって、何時から何時まで使っていいか、徹底的にチェックしましょう。

あとは電源を使っても良いか。
お店にあるもの。飲食店の場合は食器。それ以外でも椅子や机など。
どこまでの範囲で、使わせてもらえるかの確認は深いところまでしておきましょう。

③家 の場合…。
どんな施設、どんなお店よりも、一番気を付けなければならない事があります。
電気の問題です。

照明いくつか使うと、ブレーカーが落ちてしまうことがあるので、
ここだけは気をつけましょうね。

とまぁ、場所によって注意すべきはこれ以外にもありますが。
長く書くと疲れるのでこの辺で。

どこがロケ地でも、共通して調べておくべきことは、
最低限、以下の通りです。

・駐車場
・駐車場駐車料金
・地元のタクシー会社
・ロケ地近くの食事場所、またはコンビニ

例えば企業VPでもこれは共通です。

では、はい。頑張りましょう。

お疲れさまでした!

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この記事を書いた人

安部 諒

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