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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2018年5月21日

時間は止まってもカメラは動く!フリーズタイムエフェクトの作り方!

フリーズタイム

おはようございます。前澤です。

時間停止のエフェクトには様々な表現がありますが、見ていて特に不思議だなと錯覚させるのは、時間が停止しているのに、カメラば動き続けているという表現ですね。

映画マトリックスで有名になりましたが、最近ではアベンジャーズでもよく使われる表現です。

映画の場合にはマトリックスで使われた方法のように、カメラの軌道を先に決定し、一定間隔で複数のカメラを配置して行く方法が有力ですが、映像制作の現場ではそれだけのカメラを設置する場所も予算も厳しいのが現実です。

ではこういった表現をカメラ一台で行うことはできないでしょうか?

まずポイントとしては撮影時に60fpsもしくは120fpsを選択することです。
理由は後ほど。

次に撮影時。
時間を停止したいところで被写体の動きを止めてもらいます。ピタッと。
しかし人間の場合完全に止まることはできないのでプルプルするはずです。
していて大丈夫。
後から時間を伸ばすので、カメラは素早めに動かしましょう。ozumoなどで手ブレを抑えられればなお良いです。

さて、編集段階に入ります。
まずは映像を140%に時間を伸ばします。
すると、例のプルプルがほとんど感じられないようになります。
これで、カラコレを時間停止前と後で変えてあげれば、時間が停止したようなカットができます。

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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